チェーン、スプロケット交換の話

こんにちは、店長です。

 

暖かくなって、桜があちこちで、咲いていますね。

桜が満開になって、お花見をしたいなと思っていると、雨が降って桜の花が散ってしまうのですね。

今年は早く、お花見をしたいと思います。

 

さて、今回はチェーンとスプロケットの交換を実施しました。

バイクは空冷ボンネビルです。

走行距離では、まだ交換の次期ではありませんでしたが、リヤのスプロケットがアルミ製に交換されていました。

かなり、摩耗して、チェーンをもって引っ張ると、ガタのぶんだけ、動くような状態でした。

又、丁数もノーマルから4丁落としてありました。

ボンネビルはスピードを計測するのに、ミッションのアウトプットスプロケットの回転数を使用しています。

ですので、スプロケットの丁数をノーマルから変更すると、スピードメーターの数値と実際のスピードが違ってしまいます。

これでは車検には合格しないかもしれませんし、速度違反で検挙されるおそれもあります。

今回は、実際の速度より、メーターの速度は遅く表示されていたはずです。

 

交換したアルミスプロケットです。チェーンのローラー部分が当たる所が摩耗しています。

 

フロント側のスプロケットはロックワッシャーが有ります。

 

指定トルクで、ナットを締めつけて、ロックワッシャーをナットに沿うように折り曲げます。

 

リヤスプロケットも新品に交換して、取付ナットを指定トルクで締め付けます。

チェーンを取付て、ピンをかしめて、チェーン調整をして、終了です。

 

テストランでは、チェーンのガシャガシャ音もしなくなり、とてもスムーズの走行できます。

気持ち良いです。

 

ボンネビルはトルクとパワーの出方がスムーズなので、まめに、チェーンのメンテナンスをしていれば

結構長く持ちますよ。